コロナかと思ったら白血病でした。

2020年3月末、急性骨髄性白血病と診断されました。「生きている記録」として日記を闘病ブログにする事にしました。1日1日を大切に生きていきたいです。

7/19/2020 面会は出来ないけど差し入れは出来るんですよ

地固め治療2クール目(23日目)

白血球 400 血小板 5.3

 

相変わらず白血球は横ばい。昨日の夜輸血したとはいえ、比較的血小板が高いのでもしかしたら骨髄が回復しつつあるかもとのこと。次の採血は明後日。カテーテルを抜いてビーフリードをやめたせいか、体重が落ちてきた、気がする。。一時退院までにはあと3kgは落としたい。

 

先日の点滴もそうだったけど、日に日に採血が難しくなってきた。唯一採れてた血管が硬くなりすぎて無理になってきた。自分で何とか血管を元気にさせる方法はないだろうか。何度も針を刺されるのは正直トラウマになる。

 

昼間、部屋が個室状態なので子供達と話し、彼と話し、母のLINEが何とか繋がったので両親と話す。ドナー入院後の兄の調子が悪そうだとの事。確かに、カテーテルが入ってた場所が暫く痛いとか、暫くの間は白血球が多く作られてしまうとかは読んだことはあるけど、父親の言う貧血は聞いた事がない。血液自体は白血球細胞を取り除いたら体に戻してるはず。調子が悪いようだったら、検診日まで待たずに病院に電話した方が良いよと伝える。

 

いつも、どうして父親は私の心配はしてくれないのだろうと思っていた。今日LINEで話してた時も、ひたすら兄の心配をしていた。具合が悪そうなんだから連絡してやれと。私は元気そうに見えてるかもしれないけど、熱は38℃近くあったし、血球は通常の人の10分の1しかない。そりゃ、抗がん剤投与中ほどヘロヘロしてないけど、それなりにボロボロだ。なのに、体調はどうなの?という一言すらない。

 

兄のドナー診察の時や入退院の時にも父親はこの病院に来ていた。差し入れがあれば病棟の受付まで来ることが出来、ちゃんとした面会はできないけど入口で患者の顔を見る事くらいは出来る。これは彼が週2回はしてくれてる事だ。この病棟は水すら差し入れてもらわないといけないので、差し入れなしでは入院生活を送れない。兄のお供で外来まで一緒に行く事が出来なかったので、勝手にこちらも無理だと思い込んだのだろう。結局一度も病棟に顔を見に来てくれなかった。最近はもう諦める事にした。期待するから落ち込むのだから、最初から期待しなければよい。

 

でも、よく考えたらたくさんの人が私の事を気にかけてくれてる。みんなできる形でサポートしてくれてる。たくさんの人に応援してもらえて自分はとても幸せな人間なんだという事を忘れてはいけない。