コロナかと思ったら白血病でした。

2020年3月末、急性骨髄性白血病と診断されました。「生きている記録」として日記を闘病ブログにする事にしました。1日1日を大切に生きていきたいです。

8/13/2020 退院出来る!

 

白血球1,900 血小板16万 ヘモグロビン9.6

 

朝の採血の後、看護師さんが「良かったですね!血球上がってましたよ!」と教えに来てくれた。という事で、白血球が1,900まで上がっていた。血小板も16万と調子が良い。ヘモグロビンですら自力で増えてる。2日でここまで上がるなんてすごい。

 

後になって先生がきて、好中球が50%強ある(ほぼ1,000)ので、明日退院しましょう、と言ってくれた。やった、嬉しい。やっと家に帰れる。でも、次回の入院は5日後。来週の水曜日には戻ってきてくださいとのこと。たったの5日しか帰れない。短い・・・。短い上に次は移植の為の入院だ。5日で腹をくくる事が出来るのだろうか。不安でしかない。でも帰れないより全然ましだ。

 

あとは、先生に食べ物について質問攻め。退院中に食べていいのか悪いのか分からないものが多すぎる。一応生ものOKとなったが、やはり移植前なのでできるだけ気を付けて欲しいと念を押される。といいつつ、先生もグレーラインなものは何とも言えないようで、お肉はウェルダンじゃないとダメなのか、と聞くと「ミディアムくらいならいいんじゃない?」とか、生クリームのケーキを食べてもいいのか、と聞いても「多分大丈夫」という微妙な回答しかなかったりする。生卵はNGだけど温泉卵は多分大丈夫、とか。こちらとしても心もとないのでなるべくハッキリ分からないのは食べないつもりではあるが。看護師に聞くと先生に聞いて下さいと言われるし、肝心の先生も人によって意見が違うし、あとはネット等で自分で調べまくるしかない。

 

午前中に久し振りに例の横浜から来た男性を見かけた。どうやら個室から出れるようになったようだ。という事は無事生着したのか。良かったと思うと同時に、あまりの激痩せ振りにとても声を掛けられなかった。移植で多くの人が粘膜をやられる。そうすると全く食べられなくなるので1か月絶食で高カロリーの点滴だけで栄養を摂る事もある。彼も多分そのパターンだったのだろう。それにしても普通の成人男性がここまで痩せてしまうなんてやはり移植は恐ろしい。

 

夕方になって再度放射線科へ。移植の為のマーキングを描きなおしてもらう。実際の放射線治療までにあと2回は来てもらいますと言われる。だったらなぜこんな前からこの線を描くのか、という疑問があるがこちらはただ寝っ転がっていればいいだけなので文句は言えない。放射線科の帰りに地下1階のローソンで晩御飯を買ってから帰る。明日一気に荷作りすると疲れるので、今夜はご飯を食べた後に少し片づける予定。