コロナかと思ったら白血病でした。

2020年3月末、急性骨髄性白血病と診断されました。「生きている記録」として日記を闘病ブログにする事にしました。1日1日を大切に生きていきたいです。

7/30/2020 出来る事なら替わりたい

地固め治療2クール目(34日目)

採血なし 平熱 リハビリあり

 

眩暈が少し良くなった。その代わりに下痢が若干悪化。

先生にこれから検査もあるので、点滴も抗生剤もまだ暫く続けるといわれガックリ。下痢はこの抗生剤のせいだと思うんだけどなあ。ありがたい事に今日のシャワーは楽だった。血球が上がってきてるのかな。そういう事にしておこう。

 

前に隣のベッドにいた人が、今日から抗がん剤を始めるという事で落ち込んだ挙句ブチ切れていた。大きな声でこんな辛い治療しないで死にたかったという言葉を看護師さんに吐いていて、新人看護師さんも大変だな~、と思うと同時に、どうせ死にたいならば予後良好群の白血病の彼女とできる事なら替わって欲しいと思った。同じ白血病でも予後良好群の彼女は抗がん剤だけで治療を終えて退院出来る。最悪再発しても移植すれば治る可能性が高い。一生治らない病気や命がけで治療をしている人がたくさんいるこの病棟では絶対に言ってはいけない言葉だ。

 

この病気は体力も運も必要だけど、それ以上に精神的な闘いだと本当に思う。私はずっと自分が打たれ強いと思っていたけれど、それでも精神的にかなりキツい。長期に渡る入院だから余計だ。予後不良群で5年生存率が低くても、根拠なしに私は治ると思いこまないとやっていけない。ある意味自分が図太い性格で良かったと思う。

 

午後はリハビリ。今日は久しぶりにアクティブに動けた。デイルームで自転車も漕いだ。動いても動悸が激しくならないので本当に血球が上がってきたのだと思う。明日の朝また採血なのでどうか上がってますように。

 

夕方は日本での子供達の学校探し。都立の高校では結構外国人を受け入れているようだ。日本の高校1年生になるにはもう少し時間があるので準備が出来そうな気がする。移植を乗り越えて、子供達が日本に来れるように頑張ろう。