コロナかと思ったら白血病でした。

2020年3月末、急性骨髄性白血病と診断されました。「生きている記録」として日記を闘病ブログにする事にしました。1日1日を大切に生きていきたいです。

8/6/2020 移植前検査祭り

地固め治療2クール目(41日目)

採血なし

 

起きる前からお腹がゴロゴロ。ここまでお腹がゴロゴロしてガスが溜まるなんて、何かがおかしいんじゃないだろうか。朝の検温の時に突然今日は尿検査と便の検査があると言われる。さらに大腸・肛門科と眼科の予約も入ってるとの事。全て移植前の検査という事だが、特に何か分かったところで治療はないらしい。

 

朝の回診でO先生にCTの結果を聞く。なんと脂肪肝、胆石、そして子宮筋腫が見つかったとの事。まあ、そりゃそうだよね。あれだけ食べまくってたし、1年で20kg太ったし。子宮筋腫だってアメリカにいる時からおかしかった。内視鏡もしたけれど、結局ちゃんとした結果が得られなかった。保険会社に承認を取らないといけないとか云々で結局最後まで検査が出来なかった。これだけ問題はあるけれど、全て様子見で移植を進めましょうという事になった。大丈夫かなぁ。

 

朝、Twitterを見ていたら、昨日フォローした人からDMが届いた。なんと、先日まで同室だったFさんだった。今彼女は移植の為に個室に入っている。なんともすごい偶然。彼女は急性リンパ性白血病だそう。移植が突然決まった時、彼女が同じ病室で毎日泣いていたのを覚えている。今は腹を決めて移植に前向きに挑んでる。朝から勇気をもらえて嬉しかった。

 

今日は9時40分早々からリハビリ。非常口の階段を上り下りしてかなり疲れた。自転車も漕いだ。これまでの入院生活で断トツに一番動いている。これが移植に有利になるか分からない。結局白血病なんて全て運だから。それでも、今の私に出来る事は体力作りだけだ。

 

リハビリ中に大腸・肛門科に呼ばれる。同じ時期に移植予定のYさんと一緒に行くことになった。彼女は再再発のリンパ性白血病の患者さんで2回目の移植だそう。ここにも強い人がいた。彼女は再入院してきた時、1日だけに隣のベッドにいたのだが、入院してきた時は本当に精神的に辛そうだった。辛すぎて泣く事も出来ないと言っていた。彼女も前向きに移植準備に取り組んでいる。みんな本当にすごいと思う。

 

お昼の後に今度は眼科に呼ばれる。眼科の外来はとても混んでて座る場所に困った。正直、白血球があまり高くないので外から来た人と同じ空間にいるのはとても怖い。パジャマ姿で帽子を被って外来の患者さんと同じ空間にいるといつもみんな変な顔をする。私はいかにも癌患者という姿をしてるんだろうな。眼科は目の検査をしたけれど、明日は目薬で瞳孔を開いての検査。明日は心超音波もある。まだまだ検査祭りは終わらない。