8/23/2020 来年の９月の誕生日は・・・・

移植入院５日目

朝起きたらアメリカからメールが入ってて、娘がERにいる事を知らされる。喘息が悪化しさらには発熱したらしい。昨日のうちに病院に連れてってあげてってお願いしたのに・・・なんて今更言っても仕方がない。念のためにコロナの検査もしたそうで、結果は明日にならないと分からない。遠く離れてるから心配だし一緒にいれないのが辛い。15歳になったとはいえ、小柄な娘が息が出来なくて苦しんでる姿は見ているだけで泣きそうになる。心配しながらも明日まで待つしかない。

それにしても腰が痛い。昨日髄注しようと刺されたところの鈍痛が続いている。看護師さんによると、昨日は3人の先生が挑戦したけど出来なかったそう。不便な体で申し訳ない・・・。

シャワーに行くために個室から出たら、横浜から来た男性とすれ違って話しかけられた。やっと食べれるようになったそう。まだまだ退院は出来ないと言っていたけれど、無事生着して順調そうな感じ。彼は臍帯血移植なので私とは移植の種類が若干違うけれど、こうやって山場を乗り越えて歩く事が出来ている人を見ると勇気が出る。

白血病患者が移植後に生着が確認できた日を「第二の誕生日」とすることをこの病気になって初めて知った。移植で血液型もドナーの血液型に変わる。私の場合は兄が同じA型なので血液型は変わらないけれど、9月は自分の誕生月なので第二の誕生日も9月になるはず。さすがに誕生日までに生着は全然間に合わないけれど、来年の9月は両方の誕生日を祝う事が出来たらいいなと心から願う。