コロナかと思ったら白血病でした。

2020年3月末、急性骨髄性白血病と診断されました。「生きている記録」として日記を闘病ブログにする事にしました。1日1日を大切に生きていきたいです。

8/22/2020 ドクターからの移植の説明

移植入院4日目

 

今日は移植に関する細かい説明と髄注の日。

 

今回の説明は彼だけに付き添ってもらった。私が入院してからたくさん調べてくれてて、今回の治療はきっとこれになると思うよ、と言っていたがまさにその治療内容を説明された。このハプロ移植の治療法だと生着率は100%に近いとの事。彼が細かいところまで調べてくれてたのも嬉しいし、先生の話し方も私が思っていた程悲観的ではなかった(と思う)。もちろん移植自体が辛い状況になるのは変わらない。でも、以前よりは少しだけ前向きになれた気がする。とにかく今の治療の事だけに集中する。再発の事は考えない。今回を乗り切れなかったら再発だってあり得ない(あって欲しくないけど)。

 

私が聞くかどうか悩んでいた急性骨髄性白血病の分類を彼が聞いてくれた。今まで知らなかったのがおかしいのかもしれないけれど、色々と調べてしまいそうで本当に怖かったのだ。でも彼に「今回聞いてみるかい?」と言われ、その説明の場でどうするか決める事にした。結局彼が私の「どうぞ」という言葉で意味を察してくれて聞いてくれた。

 

この病院ではFAB分類は行わないという事で、もっと詳しいWHO分類を基準してるとの事。私の白血病は系統不明確な急性白血病部類に入る「(v;11q23)転座型混合形質型急性白血病;MLL 遺伝子異常」というやつらしい。ほら、やっぱり聞いてみて良かった。聞いたところで何も変わらない。よく分からないし。とりあえず今のところは。

 

説明の後は骨髄注射、通称髄注。ベッドの上で横向きに寝っ転がり膝を抱えた状態で背骨を丸める。この状態で1時間我慢した。「骨髄検査(骨髄穿刺)より痛くないですよ~」と看護師も先生も言っていたはずなのに同じくらい痛い。そして何よりもの打撃が、1時間頑張ったのに注射できなかった事。結局上手く場所を探して注射出来なかったらしい。何度も麻酔の注射を打たれ骨にもグサグサ針を刺されて痛かったのに。結局髄注は移植後にやりましょう、という悲しい結果で終わった。今これを書いてる間も刺されたところが痛い・・・。いや、きっと太ってる私が悪いんだろうけど。

 

という事で、今後のスケジュール。

 

来週月曜日にCV挿入処置。

木曜日から抗がん剤2種類投与。

9月1日に放射線(1日2回)

そして9月2日に造血幹細胞移植

 

移植自体は点滴で行われる。だけど点滴10パック分になるので午前と午後に分けて行われるそう。そしてそこからが勝負。生着するまでも辛いし、生着してからも辛い。でも少しだけやる気が出てきた気がする。とりあえず今のところは。