コロナかと思ったら白血病でした。

2020年3月末、急性骨髄性白血病と診断されました。「生きている記録」として日記を闘病ブログにする事にしました。1日1日を大切に生きていきたいです。

7/6/2020 初めてのSTATコール

地固め治療2クール目(10日目)

白血球400

 

朝の採血の時から隣の人が看護師さんにひたすら喋り掛けててうるさい。看護師さんもほどほどに相手をしてて本当に大変だと思う。

 

お昼頃にこの病棟のJSTATコールがあった。STATコールとは患者の病状が突然悪化したりして至急ドクターに来てもらう必要がある時に病院全館に流されるアナウンスだ。たまに外科だったり小児科だったり、病院のロビーだったりからこのコールがおこり、決められた各科の医者が駆けつける事になってるらしい。

 

この病棟のコールは初めて聞いた。今まで聞いた事なかったので、なんとなく病状が急変になる事はないのかも、と甘く考えてた。廊下を見たら、ナースステーションの前の病室で15人くらいの先生や看護師がいてバタバタしていた。そしてそのままお手洗いに行くと、面会者らしいおばさんが泣いていた。患者の血縁者だろう。

 

移植となると、自分には関係ない話ではない。毎日ダラダラ過ごしているけど、死と隣り合わせの病気なんだという事を改めて思い知らされた。移植は本当に怖い。出来る事ならやりたくない。移植が上手くいっても、その後何年もこの病気と付き合っていかなければならない。再発の恐怖もある。全てが怖くて仕方がない。

ダメだ。体のコントロールが出来ないのだから、せめてメンタルは強くならなくては。負けるな。Stay positive.