コロナかと思ったら白血病でした。

2020年3月末、急性骨髄性白血病と診断されました。「生きている記録」として日記を闘病ブログにする事にしました。1日1日を大切に生きていきたいです。

7/14/2020 将来の事

地固め治療2クール目(18日目)

白血球500 血小板3.6万

体重は増えてはいないけど全然痩せない・・。

 

引き続き骨髄抑制中。白血球が微妙な数字だ。まだ最低値に下がってない気がするけど大丈夫なんだろうか。血小板がまだ低いので、血球はまだ上がってこなさそう。白血球が下がりきってない感があるから、もしかしたらまだ下がるのかも。早く上がれ〜。骨髄抑制終われ〜。

 

幸いまだ熱が出ていない。これだけは本当にありがたい。熱は出てないが、朝はかなり怠い。昨日はかなり長く眠れたはずなのに。寝てばかりいるので背中が痛い。隣の人がやけに静か。浮き沈みがものすごく激しいので躁鬱なのかも。それはそれでこの病気では大変だ。

 

お昼はカレー南蛮。食欲は少しあるけどカレー南蛮は無理。結局シリアルを食べた。相変わらず甘いものは美味しく食べれる。口の中が荒れつつあって味覚もおかしくなっている。アイスクリームとか食べたいなあ。

 

今まで将来の事を考えて色々と計画を立てて実行してきたけど、今度家に帰った彼と話し合おうと思う。移植が成功したとしても、私がその後5年以上生きられる可能性は高くない。あと5年も生きられない、となるとふと仕事の事もどうでも良くなった。自分が幸せと思えるやり方で生きたい、と考え始めた。仕事は好きだけど、仕事の為にやりたい事をする時間が減るのは勿体ない。でも今の会社好きなんだよなぁ。

 

移植前の準備として色々な事を文章で残している。遺書もその一つ。成功すると信じてるけど、何かあった時の心残りにはしたくない。とはいえみんなに遺書を書こうと思うのだけどなかなか進まない。やろうとすると泣いてしまうから。精神的に辛くなる。子供達への手紙を書いた時は大泣きした。この治療中で調子が良くない時に感情的になって泣くと熱が出そう。でもいずれはちゃんとやらなければ。

 

最近は40代でこの世を去るのもそこまで悪くないのかもと思い始めてきた。今の時代、人は長く生きすぎだ。可愛い子供達にも恵まれ、私を愛してくれる人とも出会えた。もっとみんなと一緒に過ごしたかったけれど、それでも私はとても恵まれていたと思う。死にたくはないけど、無駄に長生きするより短くても毎日を大切に今の自分の置かれた環境に感謝して生きたい。毎日色々と考える。