コロナかと思ったら白血病でした。

2020年3月末、急性骨髄性白血病と診断されました。「生きている記録」として日記を闘病ブログにする事にしました。1日1日を大切に生きていきたいです。

7/18/2020 ウィッグについて

地固め治療2クール目(22日目)

採血なし 体温38.1℃

 

甘かった。朝の検温で38度超え。

冷えピタを寝る前に付けたがカピカピになっていた。朝一に解熱剤としてステロイドを入れてもらう。10時ごろには平熱に下がった。

 

今日は、同室の2人が同時に一時退院となった。いきなり大部屋が個室状態になる。2人ともウィッグを用意してたみたいで、可愛い姿で退院していった(1人しか見てないけど)。私はウィッグのことはあまり考えた事がなかった。坊主頭でも、病気と闘っている証拠だと思っていたから被るつもりはなかった。でも、もしかしたら、髪の長い自分の姿をもう見る事が出来なくなるかもしれないと思ったら、退院の時くらいはウィッグを付けメイクをした方がいいかも、と思い始めた。中途半端な坊主頭で治療で老け顔になってしまったけれど、ウィッグをつけてメイクをすれば、少しは健康的に見えるだろうか。お風呂の時いつも、自分の顔色の悪さにビビる。

 

熱が一応下がったので、一応11時にシャワーに入ってみた。またもや動悸と息切れで立てなくなり車椅子で病室に戻る。思ってるより血球が低いのかも。看護師さんに、午後に血小板の輸血のオーダーが入った事を知らされる。正直、血小板の輸血はあまり違いが分からない。血液の輸血は回復したのがすぐ分かるのだが。シャワーに入ったくらいで倒れそうになるなんて、移植になった日には本当に耐えられるのだろうか。

 

彼に会社から連絡があり、今月末私にもボーナスが出るらしいとの事。素直に嬉しい。金額は分からないけど、結局年度末に2か月足りなかった。目標も達成出来てないので、金額的には期待は出来ないけど、もらえないかもと思ってたので嬉しい。7月中にボーナスが出るならば、一時退院中に少し贅沢出来るかな。子供達の誕生日プレゼントも買えそう。子供達への最後のプレゼントになるかもしれない。そう思うと切ない。