コロナかと思ったら白血病でした。

2020年3月末、急性骨髄性白血病と診断されました。「生きている記録」として日記を闘病ブログにする事にしました。1日1日を大切に生きていきたいです。

8/19/2020 移植の為の再入院日

再入院日

 

あっという間の5日間だった。いや、このくらい短い方が家に帰りたいという気持ちが病気への闘争心に火をつけて頑張れるのかもしれない、とか思ってみる。ココにまた戻ってくるからね、と声をかけて家を出た。

 

薬のせいか相変わらず吐き気が少しあったけど、車の中からじっくり外を眺めながら病院に向かった。病院の外に出られなくなるのでじっくり見ておこうと思うと同時に、都心はたくさん人が歩いていて、ところどころマスクをしてない人もいる。やっぱりコロナが怖いので病院の無菌室で数か月過ごすのも悪くないのかもしれない、なんて思う。まあ、入院先の病院にもコロナ病棟があるのだからどっちにいても同じなのかもしれないが。

 

病室はやはり無菌室の個室だった。彼に荷物を片づけるのを手伝ってもらい(というかほとんど片づけてもらった)、彼はお仕事があるので泣く泣くお別れ。お別れを惜しむ間もなく、看護師がきて採血。ああ、また採血の日々が続くのか。嬉しかったのは、血液検査の結果、白血球が2,800まで増えてた事。ヘモグロビンも血小板もちゃんと順調に増えてた。まだ通常の数値には達してないけれど、このくらい白血球があるとやはり体が楽だ。

 

採血の後はレントゲン、心電図、呼吸器の検査。入院日はバタバタだ。肺活量の検査もしたが、「肺活量すごいですね!」と驚かれた。自分でも初めて知った。でも肺活量と移植治療がどう関係あるのだろう。身長と体重も測ったが、なんと5日で2.5kgも増えてた。たくさん食べたからなぁ。今日は教授回診があって真っ先に体重が増えた事を指摘された。すみません。しばらくは体重を落とす為にも、頑張って病院食で我慢しよう。